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年の差カップル*プロポーズか?(恋する乙女編)①

あぁ、どうしよう…。

こんな狭い部屋に、おじさまをお招きするなんて…。

とうとう、その日が来てしまった…。



てか、あたしもあたしだよね?
自分から、
『家でご飯でも食べますか?』って、聞いたわけよ!

何も考えてなかった…。

普通に、進(弟の名前。知ってる?)や、パパ(父親ね)を誘うように言ったのよね…。

あの時、おじさまがあたしの言葉を受けて、固まっていたのよね。
その後で、お顔が少しだけ紅くなって…。

その時も気付かなかった…。

あぁ、本当に馬鹿!


おじさまは、あたしのアパートの中に入ったことが未だにない。


住んでいるアパートは築40年と年期が入っている。
両親は郊外の工場で住み込みの仕事をしているのよ。
その為に家族とは別のところに住んでいるって訳。
大学は都内でしょ。

以前おじさまが急に来たときは、玄関の外まで。

部屋に簡単に男性を上げる女だと思われたくなくて、今まで何かと理由を付けて部屋にあげていない。

リフォームはされているが、天井の低さや、トイレの狭さは年数を物語っている。
トイレは勿論(?)の後付けの洋式。

つくしは部屋の真ん中に座って、腕組みをして、辺りを見渡した。
そして、スクッと立ち上がった。

この天井の高さだと、絶対に戸を開けるときに屈まないとだろうな…。

おじさまの身長だと、間違いなく頭が当たりそうだよね?

つくしは扉の棧の所に立ってみる。

おじさまの顎の位置が、あたしの頭の天辺だから…。
そうすると、おじさまの唇はここら辺にあるでしょ?
それで…。
(どう想像しているかは、だいたい想像つくよね?)

「あ、あたしったら、な、何を考えているんだろ…」

大きすぎる独り言を吐いて、一人で顔を紅く染め、ブンブンと頭を横に振った。

続いて、トイレをチェック。


トイレの便座に座ったら、戸に膝が擦れるんじゃないの?

じゃあ、立つ?

おじさまがベルトのバックルを緩め、スラックスのファスナーを…。

「なっ?何なの?あたしの頭の中、大丈夫?変態?!」

またまた、大きな独り言を言って、首を横に大きく振る。
(恐らく、人が居たのなら、頭を振るブンブンという音が聞こえるだろう)

おじさまがこの前、あんな事をさせたからよ…。
おじさまがあたしの手をとって、おじさまの大事な所に…。

って、ダメダメダメー!!

ここのチェックは止めよう…。
(そんな想像しか思い付かない…)

トイレの奥はバスルームだ。

トイレ後に手を洗いに来るよね?

鏡を見る。

うん。
ピカピカにしておこうっと。

鏡の前に立ってみる。

クスクス。
きっとおじさまがここに立ったら、鏡に全部写り切らないで、頭が半分切れるわね。

おじさまが隣にいたら…。

『可愛いな…。つくしはすぐに顔が紅くなるのな?』
そう言って、抱き締めながら、鏡の中のあたしに話かけてきて、そうこうしていると、スカートのファスナーに手をかけてきて…。

って、何で、こっちの方向になるのー?!!

大丈夫か?
あたし…。

そう言いながらも、入る予定もない自宅のお風呂もチェックを入れる。

ダメダメダメー!!

2分間レンジでチンして食べるパックご飯の王様。そのキャッチフレーズのメロディーに、『会ったら必ずベッドで過ごす』という歌詞に変えて、頭の中にリピートされていた。



ご飯だけ…。


おじさまにご飯をお作りしてあげるだけ…。



「で、でも、家中をピカピカにすることは悪いことではないよね!!そうよね!!」

またまた、大きな独り言を言った。

掃除!掃除!!
只でさえ、狭い部屋なのだから、少しでも綺麗にいておきたいじゃない?

そうよね!
お風呂に入らないとしてもよ。
ここだけ手を抜いての掃除はあたし的に何かが、引っ掛かるみたいな感じになる。

そうだ!
そうだ!!
折角綺麗にするのだから、家全体を綺麗によね?

マット類も随分と使った物だよね…。

そう言えば、夏は暑すぎて大掃除も行き届いて無かったもんね。


何だか、楽しくなってきた~!!


よう~し、おじさまが寛げるような時間を作ろうっと。








とうとう、今日になったよ…。

服はどうする?

悩む…。

ご飯を作るのにスカート?
長めなら良いかな?
イヤイヤ…。
食事を提供するだけなのだから…。
ねぇ?

ジーパンにTシャツ?
買い物にも一緒に出来ればと話しているのだから、そんな格好で隣にいられないよ。
(あっちは、ザ・ダンディーの称号が最も似合う人なんだよ。分かるでしょ?)

『買い物はわたしだけでしますね』って伝える?

でも、でもだよ!
もし、おじさまが物凄く楽しみにしていたら…。
(子供みたいなところがあるのよね…)

『遅くなっても、必ずつくしに会いに行く。今から楽しみだ』

おじさまの昨日のLINE。

「わ、わたしも楽しみで、ドキドキしてます!!おじさま!」
独り、スマホに向かい声をかける。


あ~、本当にどうしよう。

緊張してきた…。



悩みに悩んで選んだ服は、ブラウンのニットにグレーに紅のチェックのワイドパンツ。



ご飯を作って、もてなすだけよ…。



よぉうし!



パンパンパンっ



頬を叩いて、気合いを入れる。



いざ、出陣!!




頑張っていこー!!
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プロフィール

えりりん

Author:えりりん
ようこそ、おいでくださいました。

ここは、「花より男子」の二次小説置き場です。

つくしと司のその後の未来を、勝手に妄想して、こんなだったら……♥️

等と、妄想に妄想を重ねたブログです。

よろしければ、覗いて見てくださいませ。

ただし、素人の勝手な思い込みで書いております。

皆様のお考えと異なる事があるかと思われますが、ご了承くださいませ。

原作様の神尾様には、素敵な作品をこの世に送り出して頂いて、本当にありがたく思っています。

えりりんの妄想で少しでも楽しんで頂けたらなと思っております。



出版社様、原作様とは、一切関係はありません。




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