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はてなの翼12

お父様…
違うって…

お母様は…
いつもはね…

クスクス…

パパったら…

ママが怒るよ…

アハハ…







今、何時だろう?

いつもなら、頭上にある出窓のカーテンは開けており、太陽の光が差し込むことで身体を眠りから覚醒するようにしていた。

今朝はガーデンをしっかりと閉め切り、太陽の光を遮断していたのもあってか、覚醒しきってない。

いや、カーテンだけのせいだけではない。

司の意識が少しでも覚醒仕掛けると、身体を引き寄せられた。
"そこ"に"し舞い込む"のが当然とばかりに身体に宛がわれる行為が夜通し行われた。

"仕舞い込んで"は眠りに落ちるという、何とも自堕落な行為。

おそらく夜明け間際(?)の時間と思われる時に司が覚醒して身体を擦り寄せて来た。

朦朧とする意識の中で、『しっかりと眠らせて』と言って薄い夏用の羽毛布団に身体をくるんで眠りについた。

本当に、今何時だろ?

うぅぅ~ん…

眠ったような?
寝てないような?

身体は非常にだるく、疲れが取れているのか???

息抜きで気分転換になったような?

なってないような?




時折、扉の向こうから楽しそうな子供達の声と司の声が聞こえる。

まだ、ボーっとする…。

自分の胸元を見る。
夏用のナイトウエアはちゃんと着れていた。

昔は、といっても二、三年前までは、何時なんどき子供達(うららと立樹。上の三人は"朝は"絶対に入ってこない)が乱入してくるかわからない状況だった。
だから、"どんな時"でも裸で寝るのだけは避けていた。
未だに気を付けている。
(当たり前か?司は別だけどね…)

中学生になった、うららはさすがに乱入してくることは無くなった。
それに伴って、立樹も乱入しなくなった。
(ちょっと寂しい…)

それでも…

「ママを起こして来るね~」
「俺も行くー!」

やっぱりね。
そう思った。

扉の向こうから、うららと立樹の声が聞こえたと思ったら、数秒後にノックの音。
わたしの返事を待つことなく扉が開けられ、ニコニコ笑顔の二人がわたしに向かって飛び付いて来た。









「凄いでしょ?お芋はうららとりっくんも手伝ったのよね?」
ひいろが『お母様、誉めてね』と言わんばかりにこちらを見て微笑んだ。

ひゃ~っ、本当に綺麗な笑顔…

「パパとね、三人であちっち、あちっちって言いながら剥いたんだからね」
うららが身振り手振りでジェスチャーしながら話してくれる。

なん~て、愛くるしい仕草をするの…

「スゲー熱かった。パパは気を付けろ。気を付けろって、ママと料理する時よりうるさかった」
立樹は言葉とは裏腹な、満足した表情で話してくれた。

無条件で、ほんと可愛い…

「そうなの?凄いじゃない?」
みのりは、そう言って下の妹弟たちを誉める。

はぁ~、癒される優しい微笑み…

「父さんが作るのって最近はあんまり見ないからな?」
大好きなポテトを"味見"と言って、口に運ぶ開万。

指を舐める仕草がセクシー過ぎでしょ…


「ほら、聞いたか?立樹。パパは少し前まではちゃんと料理もしていたんだぞ」

すっごいドヤ顔。(渋目)

「うららとポテトサラダ作ったこともあるもんね~?パパ?」
うららが司を見て微笑む。

「いいな~」と立樹。

その相乗効果で、さらにドヤ顔に(デレデレ)…

俺って、スゲーだろって…
自分で言うこと?

全く、もう…

子供達も顔を見合わせて笑ってるよ。
(いや…、笑われているが正しいか…)

本当に、何言ってんだか…。
ちょっと、パスタを混ぜたり、野菜などを和えたりするだけでしょ?
("うち"は週末の何れかは"家庭の料理"で食事を取るように心掛けてきた。朝ごはんも成るべく作るようにしている)

それでも司とキッチンに立てると嬉しかったな…。

今は次期CEOと成るべく仕事量が一時期よりも増えている。
(開万が小さい頃が一番ゆとりがあったかも…)
一極集中していた道明寺財閥の経営を上手く分散させてはきたが、やはり巨大企業の長ともなるとそうはいかないようだ。

料理をしている司の姿を想像出来る?
(世間が見たら、お宝映像ものよね?)

子供達も楽しそう。
(うららと立樹が一番少ないもんね)

今日は司とうらら、立樹がメインで作るらしい。



若い頃は忙しい司が手伝える訳もないのに、ひとりで何かモヤモヤしていた。

手伝える時もしない司にイライラが止まらなかった。

今は、自分の趣味でしているんだと言い聞かせている。
(菩薩の境地よね?心の修行しているみたいだもの…)





バカデカイ集団がキッチンに集結している。
(りっくんだけがわたしより低いだけだもんね)


キラキラオーラが半端ない!!


てか、よく見たら、美し過ぎるでしょ?!




司が本当に楽しそうにしている…



何でか…


う、うぅぅ~


涙が出るーーー!!!




「ママ?」


わたしの涙にみんなが、

何で?

何で?

みんなが戸惑いの表情…


一番慌てているのは…


やっぱり司

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プロフィール

えりりん

Author:えりりん
ようこそ、おいでくださいました。

ここは、「花より男子」の二次小説置き場です。

つくしと司のその後の未来を、勝手に妄想して、こんなだったら……♥️

等と、妄想に妄想を重ねたブログです。

よろしければ、覗いて見てくださいませ。

ただし、素人の勝手な思い込みで書いております。

皆様のお考えと異なる事があるかと思われますが、ご了承くださいませ。

原作様の神尾様には、素敵な作品をこの世に送り出して頂いて、本当にありがたく思っています。

えりりんの妄想で少しでも楽しんで頂けたらなと思っております。



出版社様、原作様とは、一切関係はありません。




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