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はてなの翼5

「あいつらって誰よ?」

なかなか答えようとしない旦那さん。

いや、馬鹿男。

今のわたしの頭の中は勿論というか、完全にあの元祖お祭り男の二人を思い浮かべ、どうやってこの落とし前を着けさせようかと思案を巡らせている。
(誰のことか分かるでしょ?)

だいたい、わたしまで自分の旦那と、昔の呼び名で呼び合うとか、本当に顔から火を噴いているとしか思えないほど、身体全体が熱かった。

村上さん夫婦の会話をしている時に"司"と、何時もの呼び名で呼んだ。

そしたら…

『付き合っていた時はベッドの中でしか、司って…。痛っ、いっつうぅぅ、痛ってぇー!
お前な?脛を蹴るな!脛を!』

『うっさい!馬鹿男!』

『痛ってぇ~、お前がちゃんと呼べばいいだけだろうが?!』

というのを二回ほど繰り返し、三回目には昔のように"道明寺"と呼んでいた。


何のプレイな訳?

あぁ~、恥ずかしい…。


あのお祭り中年男ども、どうしてくれようか?
そう考えながら、もう一度馬鹿男に聞いてみる。

「あいつらって誰よ?」
凄く怪訝そうな顔をわざとすると、

「"ひいろ"と"みのり"だよ!」
馬鹿男がぶっきらぼうに答えた。


へぇ?


今、何て言いました?


お耳をホジホジする。
最近、いや、数年前から複数の音が重なるとよく聞き取れないことがある。
(完全な老化現象)

BGM代わりのラジオの音量を"0"にまで下げて、もう一度聞き直す。

「あいつらって、誰のこと?」
恐る恐る聞き直す。

「だから、"ひいろ"と"みのり"だよ!」


あ、あの子たちーーー?!!

中年お祭り男どもじゃなかったの?
(西門さん、美作さんごめんね〰️。心の中で相当頭を下げているわたし)

ひいろ(長女)とみのり(次女)が何で?!

あの子たち、この馬鹿男に一体何を吹き込んだのーーー??!


「あ、あんたね、自分の娘を"あいつら"呼ばわりしないでくれる?」

「お前こそ、俺をあんた呼ばわりしてんじゃねぇか?」

「アホな事をしている馬鹿男は"貴方"なんて勿体なくて、言えません」

「んだとー?!」

「何よ?!」

このやり取り…
若い頃を思い出す…

馬鹿男を見ると、たぶん同じ事を考えていたみたい。

横手目で、チラッと見ると、わたしの旦那さんと目が合う。

「満足したか?」

またもや、超絶甘い顔で微笑んでくる旦那さん。

ほぇ?
満足?

何かわたしが不満を抱えているみたいな言い方してくるのは気のせい?

そして、今現在、馬鹿男がわたしに行っている行動は完全に納得いかない。

わたしが怪訝そうな顔をすると、
「欲張りになったな…。しかも…なかなか動じなくなってんな?」

「あのね…。どうして、その会話からそうゆう事になるの?事故になったら…大変でしょ?」

「自動運転システムがあるだろうが?車線は外れないはずだろ?」

そうなんだけどね。

これは条件付運転自動化がされていて、走行制御や車線維持を行えるのだ。
現在、市場に出回っている急ブレーキ等のアシスト運転までの性能の自動運転車をはるかに上回っている車に乗っております。
(相変わらず、市場より先に特別に使用させてもらってます)

だからって…、やりすぎなのよ?

「ちょっと、それでも…、あっ…それ
以上は…、絶対にダメ…」

制御されているからって、後ろの車に不審に思われる…。

「何だ?これ?スカートじゃねぇの?」

「スカートではありません。スカンツです」
そう言って、旦那さんの。いや、馬鹿男の手を叩いてやる。

履き替えて来るときに、もう夜も遅いし、かっちりしたボトムスよりも緩めの方がいいなと思ってこれをチョイスした。

ウエストタックを施し、素材はさらりとした柔らかい肌触りが特徴のコットンレーヨン。

黒の踝丈で脚長効果抜群!!


で、

何で、手を叩いたか?

運転中のわたしの脚を撫でてきて、ショーツの中を探ろうとしてきたの!!

(ありえなーーーい!!!)

「しょうがねぇな。じゃあ、腿だけ触ってる」

懲りずにまた、裾を捲り始める。

「はっ?何で?バカ?アホ?!クルクルパーマ!!」

触ってきた手をバシバシと叩く。

昔よく、このセリフ言っていたわよね?

紅くなっているであろうわたしの表情を見て、満足げにしている馬鹿男。




何でこの馬鹿をこんな大馬鹿ものにしてくれたのよ?



ひいろとみのりが何やら鍵を握っているらしいけど…。



伸びてくる"魔の手"を必死に払いのけながら、娘たちとの会話を思い浮かべていた。





「あっーーー!!!!!」



思わず、ブレーキを踏み込んだ。
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プロフィール

えりりん

Author:えりりん
ようこそ、おいでくださいました。

ここは、「花より男子」の二次小説置き場です。

つくしと司のその後の未来を、勝手に妄想して、こんなだったら……♥️

等と、妄想に妄想を重ねたブログです。

よろしければ、覗いて見てくださいませ。

ただし、素人の勝手な思い込みで書いております。

皆様のお考えと異なる事があるかと思われますが、ご了承くださいませ。

原作様の神尾様には、素敵な作品をこの世に送り出して頂いて、本当にありがたく思っています。

えりりんの妄想で少しでも楽しんで頂けたらなと思っております。



出版社様、原作様とは、一切関係はありません。




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