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願い事42(R)

脱力したつくしの身体に司はほんの少し指を滑らせる。

その度に身体が痙攣をするかのようにヒクヒクと波打つ。

力のまだ入りきらない細い手首を司は愛しいそうに撫でた。
それだけで、まだ先程の強烈な余韻が残っているのだろう。
身体がまたビクンと大きく波打つ。

そっと手を取り、ゆっくりと大きく身体を撫でた。



「あぁ…。つかさ…。ダメ…。もうちょっと待って…」

すがるような目で訴えてくる。
俺の身体におずおずと手を伸ばしてくる。
俺はその身体をやんわりと包み込んだ。

抱き込むと、牧野の放つ匂いが濃厚になり、俺を刺激してくる。

そのまま突っ走るか?

牧野の顔を見るとそうも出来ねぇ。

牧野を抱くとき、壊してしまうくらいに弄り倒したいと思う心と、大切に大切にしまって愛でていたい心がいつもせめぎ合っている。

俺は少しだけ天井を睨んだ。

ふうぅぅ

一呼吸置いて、牧野の髪を解かすように撫でる。

「気持ちいい…」
牧野が、俺の髪を撫でる手に反応するように呟きながら、ゆっくりと瞼を閉じた。

(……)

(……)

「…おい。まだ、寝るなよ?」

「エヘヘヘヘ…。ばれた?一瞬寝たかも」

(……嘘だろ?)

「一種の気絶か…」

「えっ?そうなの…?恥ずかしい…。ヤダ…」

「何で、恥ずかしい?」



えっ?

何で、そんな真顔で聞いて来るわけ?

いやいや、だって、恥ずかしいでしょ?

その…
あの…

快感を得てですね…。
それで意識を失うって…。

どんだけ~~って

ねぇ?!!


あたしが一人でモジモジしていると、道明寺があたしの手をまた取る。

さっき迄、手を触られても身体が凄くビクンってなってた…。

思い出すだけでも恥ずかしい…。

って、えっ?


あたしの手はあるところに連れて行かれてた。

そこは恐ろしく固く、エネルギーに溢れていた。

「ああっ…」

なぜだか、触れているあたしの方が切ない声が出てしまった。

だって、強烈な色気のある顔で見つめてくるんだもん。
(しょうがないよね?)

それにね、あたしもだんだんと分かってきた。

こういう顔をされると男も女も関係ない。

相手を食べたくなるってこと。





「…牧野…。どうしたい?」


敢えて、あたしに聞いてくる?

少しだけ撫でてはいる…よ。

撫でるたびに、道明寺が切ない顔をしてあたしを見つめるんだ…。

あぁ、また、ジュンジュンしてきた。

本当にどうしよう…。


「俺が欲しいだろ?」


このシチュエーションで何でそんなことが言えるの?


「…何を驚いてんだ?牧野…、お前が脱がせろや」


って?

えっ?

ええぇっーーーー?!!


あたしが?
だよね?

今のあたしは相当挙動不審になっているのが分かる。

さっき迄、普通(?)に道明寺の彼処を見ていたのにも関わらず、今はどこに視線を持っていって良いのかわかんない。

脱がせろって言って、膝立ちし始めたけど…。

ヤ、ヤバいでしょ?

大体…この、ボクサーブリーフって、エッチよ?

股上が狭くて、その…。何と言うか…。あそこの頭さんが見えそうだけど…。

そ、それに腰の辺りから鼠径部にかけての逆三角形の筋肉が何かじゃない妙にエロい…。


ゴクッ


固唾を飲み込むとはこういうことよね?

自分でも飲み込む音がするくらい緊張する…。

道明寺から脱がされることはあるけど…。

あたしが脱がせるの?





俺の言葉に牧野が大きな目を更に大きく開けた。

震える手で俺のブリーフに人差し指をかけてきた。



まだ、第一ラウンドは始まったばかりだ。



本番はこれからだよな?

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コメント

Re: h様

お越し頂いたのですね。

ありがとうございました(〃ω〃)

また、遊びに来て下さいませ。

と~ても心に英気が染み渡りました。

どーしてもお返事したくて❤️


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Re:〇〇様

ようこそおいでくださいました(〃∇〃)
Otome601ではありませんよーーー!!
数字が違うのです。
『えりりんこのにっし』にて昨年の〇月〇日から始めました。と書いてあります。

そうなんです。
えりりりんは一時期、違うブログから書き始めました。
その時の日付を記載してあります。

大ヒント!!
8月〇日と書いてあります。
最初の頃の『えりりんこのにっし』にて書いてありますからね❤️

読めたら吉報下さいませ(〃∇〃)

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プロフィール

えりりん

Author:えりりん
ようこそ、おいでくださいました。

ここは、「花より男子」の二次小説置き場です。

つくしと司のその後の未来を、勝手に妄想して、こんなだったら……♥️

等と、妄想に妄想を重ねたブログです。

よろしければ、覗いて見てくださいませ。

ただし、素人の勝手な思い込みで書いております。

皆様のお考えと異なる事があるかと思われますが、ご了承くださいませ。

原作様の神尾様には、素敵な作品をこの世に送り出して頂いて、本当にありがたく思っています。

えりりんの妄想で少しでも楽しんで頂けたらなと思っております。



出版社様、原作様とは、一切関係はありません。




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