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記事一覧

願い事17

「お母さん、お母さん…、ちょと、ちょと…」従兄弟は興奮した様子で、叔母さんにこっそりと問いただそうとしている。(口元を手で隠してこっちを見ているけど、興奮していて、質問が丸聞こえなんですけど…)「お母さん…。もしかして、もしかして、もしかしたらだよ!つくしねえちゃんの彼氏って、何年か前に…。同じ道明寺なのかな?ほら、港で刺されたのがテレビで流れて…。それで、大騒ぎしたのに、次の日には報道されなくなった…。...

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願い事16

新潟のお刺身は割と大きめに切り分けられている。日本海に近いだけあって新鮮なのよ。弥彦山を降った先は日本海だもんね。「このお刺身って、いつもおばあちゃんが頼んでくれている所のお刺身?」「おぉ、そうらてば!よぅ、覚えていてくれたの~?」こどもの時におばあちゃんの家に来ると、必ず仕出し屋さんに注文してくれていたの。そして、焼き鮭も。幅が5センチほどの大きさで切り分けられていて、蒸し焼きにされている。(生の...

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願い事15

「俺は夢を見ているのか?」道明寺が食べ物を、目の前にしてボソッと呟いている。「そう思うだろ?お前ら…」そう話を振られた斎藤さんたちも、『はい』と直ぐに返答出来るわけもないから、苦悶の表情をしている。クスクス道明寺のあんな唖然とした表情を見ること自体がレアでしょ?おかしくて堪らない。クスクスクスこれを見たら、きっとみんなも唖然とするかもね?大皿で盛り付けられている様々な刺身!!分厚いカツ!大きい海老...

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願い事14

「誠に申し訳ございません!!」警官二人が真っ青な顔をして、同時に90度に腰を曲げて頭を下げた。(物差しが入っているの?って、思うくらいに真っ直ぐ!!)そして頭をすくっとあげる。「つきましては早速、県警本部長より直々に謝罪をさせて頂きますので、何卒お許し下さい!」警官二人がまた90度に腰を曲げて頭を下げた。(こういうオモチャなかった…?)玄関先で、かれこれ30分。色々と身元を聞かれたが、当初は信じて貰え...

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願い事13

ここら辺は昔ながらの集落。何軒かの家々が道路沿いに立ち並んでいる。その家々の中でも、割と立派な石門が建てられている家の前に来た。つくしは思わずその光景を見て、「懐かしぃな…」そう呟いた。大きな松の木が植えてあるのが、平垣の外からでも分かる。つくしの言葉に司は首を捻った。「う~ん…」つくしは今、数年前の頭の中の地図と現実のギャップを埋めようと懸命になっている。「…もうちょっと、先に行った方が良かったか...

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願い事12

「あっ、そこを右に…。そうです。ちょっと細いですけど。…すまんねぇ」「いえ、大丈夫です」チラッと隣を見て、そう返事を返すモデル風超絶イケメン男。ふほぉ~その超絶イケメンモデル男の斜め横の顔を間近で見て、晴男は思わずため息が出た。「運転している姿をこんな隣で見れるなんて…」乙女のような感想を思わず漏らし、頬を紅らめる晴男。ふはぁ~~思わず変な声を発する晴男。「…あ、ありがとうございます…」隣から聞こえる...

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願い事11

車は弥彦山の方角。東を目指す。目的のラーメン店はインターチェンジを下りて、車で5分ほど。商業施設が立ち並ぶ大通りを抜け、住宅街に入ったところの一角にある。新潟に来る度に牧野家が訪れているラーメン店だ。「これから行くところは、僕が高校の時から通っているんだよ」三条市はカレーラーメン。燕市は魚介背油ラーメン。長岡市は生姜醤油ラーメン。新潟中央区のあっさり醤油。新潟西蒲区のこってり味噌。新潟のラーメンは...

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願い事10

牧野…牧野…つくし…つくし…ねぇちゃん…ねぇちゃん…一斉にいろんな呼び声で呼ばれ、体を揺り動かされる。あれっ、ここどこだっけ?「おい、牧野つくし!起きろ!」司の低い声が車内に響き渡る。新潟に入り、一時間とちょっと。上越新幹線とほぼ平行に走行する関越自動車道の車道。左側を見ると、燕三条駅が見えてくる。駅の周辺に沿うように商業施設が立ち並んでいて、ビジネスホテルも何件が立ち並んでいる。目線をもう少し奥に向け...

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願い事9

「 おい、牧野!」少しイライラしながらつくしを呼ぶ司。「「「はっ、はい!」」」牧野家の皆が一同に返事を返す。(つくし以外)「あっ、いや…その…。親父さんたちではなくて…。その…、つ、つ、つく、つく…」司は、『つくし』と名前で呼ぶこと自体が"平常時"ではまだない為に極度に緊張が走るのだ。(しかも、名前を呼ぶときは"あの時"だけな為、先程の情事を呼び起こして、さらに緊張しているのだ)「はぁ?何?つくつくつくつくって...

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願い事8

「道明寺さん、僕からですけど、いります?」司に豚まんを差し出す進。「……」「ここのサービスエリア限定なんですって。豚肉も越後の特産とか…。いらないっすね…」自分で話を振って、その話を終わらせる進。「道明寺さん、悪いね。何を買っていいか分からなくて、探しに行ったんだけどねぇ」晴男は買ってきた肉まんを口にしない司に向けて言葉を発した。「そ、そうなのよ。二人とも買うとき見つからないから…」千恵子は、公園内で...

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プロフィール

えりりん

Author:えりりん
ようこそ、おいでくださいました。

ここは、「花より男子」の二次小説置き場です。

つくしと司のその後の未来を、勝手に妄想して、こんなだったら……♥️

等と、妄想に妄想を重ねたブログです。

よろしければ、覗いて見てくださいませ。

ただし、素人の勝手な思い込みで書いております。

皆様のお考えと異なる事があるかと思われますが、ご了承くださいませ。

原作様の神尾様には、素敵な作品をこの世に送り出して頂いて、本当にありがたく思っています。

えりりんの妄想で少しでも楽しんで頂けたらなと思っております。



出版社様、原作様とは、一切関係はありません。




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